堺市の「まちづくり支援事業」について

 2012年(平成24)当初予算の説明や去る8月12日の政治資金パーテイで、竹山市長は、「撤底的なムダの排除」、「堺の財政は、ケチの精神で」等、厳しい行財政運営のポーズをみせています。

 政令市実現を契機として、シャープ(株)(多くの課題を抱えていますが)を初め、50社を超える企業が堺浜に進出し、開業するなどで、堺の税収は,現状維持です。2008年9月のリーマン恐慌で、多くの都市や府県で減収になつていますが、固定資産税の伸びで、ほぼ1320億円(平成18-23)レベルを維持しています。

 他方、歳出では、堺市は、新市政誕生とともに、堺東の再開発やLRT東西鉄軌道等々まちづくり重要プロジェクトを一方的に中止しました。にもかかわらず、地方債(借金)及び地方債残高は、増え続いています。2011年度決算では、起債残高3300億円、2012年度当初予算起債は、489億円です。
 扶助費も、2011度決算で、1000億円の大台を超え、1047億円に達しました。なお、増えて行くでしょう。このような中で、堺市の財政が、バラマキだという声があります。

 一例として、マニフェストにもない、その効果も疑問とされるもので、2012年度当初予算の中に、「まちづくり支援事業」があります。
 支援の対象の概要は、1、堺市全94校区 2、地域の課題解決に資する事業、3、(仮称)校区まちづくり協議会を組織し、住民同士の話し合いで決める。4、1校区につき、100万円の支援です。というもので計9400万円です。来年の2013年は、この予算はどうなるのでしょう。果たして、何に活用され、どのように継続されるのか。1年限りであれば、バラマキ。継続であれば、まさに税金のムダ遣いと言えるのでは。

 果たして、堺市民は、この100万円が、説明の趣旨どおりに使われると期待してよいのでしょうか。(鈴木啓一)

第 3 回研究会を開催しました(9月8日)

今回は、研究テーマとして、3 つの報告が準備されていましたが、時間の都合で 1 件の報告・議論に止め、他 2 件は次回研究会での報告とすることとしました。

民間の研究団体(シンクタンク)で都市政策を中心に取り組んでおられるコンサルタントの五十嵐順造さんから報告を受け、阪堺線の活性化や市内の公共交通問題について論議しました。(資料は堺市のホームページからの引用により使用しました。)
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堺市議会9月本会議中継を聴いて

3日間の質疑、応答を拝聴しましたが、ここでは、竹山市長答弁の感想をひとこと。
 
 経済や雇用も厳しい。堺東再開発、臨海部と中心市街地そして阪堺線と結節するLR
T事業中止で地価も下落、まちも元気喪失。更に、修学前児童(子供)減、そして何よりも、堺では、7月、8月と人口減少が始まっています。

 しかし、市長の話は、自信にあふれ、職員と一体で、公約がすでに80パーセント実現し、任期までに更に進捗するとか。夏の盆踊りには、全部出席して(議員の声)元気一杯。
 残り任期1年で、市長として、何をしたいか問われて、「子育て支援」、「待機児解消」だそうです。「人口、子供を増やす、減少を止める」という発想は、全くないようでした。「政令市」を守ると述べていましたが、本当に堺を守り、発展させる事ができるのでしょうか。(鈴木啓一)

堺市第3回議会(9月議会)について(その1)

堺市の9月議会は、先週から始まり、今週から大綱質疑(本会議質問)が行われます。提案されている主要な議案としては、いくつかの条例提案、24年度予算に対する補正予算、そして平成23年度決算を審査する決算特別委員会ということになります。

9月3日から5日の大綱質疑は、インターネットで中継されますので、時間がある方はチェックしてはいかがでしょうか。(市議会HPから)

3日間に渡る大綱質疑では、17名の議員が質問を予定しているようです。
予定質問を見てみると、竹山市長の市長就任3年目ということから、市長選でのマニュフェスト検証(マスタープラン進捗)、交通政策、シャープ問題、子育て支援策、大阪都構想問題などについて、多くの議員が取り上げるようです。

堺市の課題について、貴重な議論の場です。しっかりとチェックしていきたいと思います。特徴的な議論があれば、適宜報告していきます。(事務局)